お小遣いのしくみ化
こんにちは。そろそろ桜が咲き始めたとな!
今年の我が家は卒業、入学のイベントはありませんが、やっぱり入学のころに桜が満開であってほしいなあ。
長女も小3への進級が近づいてきていますし、この機会にお小遣いを考えなおしました。
お子さんのお小遣い、みなさんどうされているでしょうか。
お手伝いしたらいくら、定額であげている、特別なときだけ、いろいろな形があると思います。
わたしは長女が小1のころから、お手伝いポイント制を取り入れていました。
「お金を貯めたら自分で好きなようにつかえる!がんばってお手伝いしよう!」
とハッスルするのを期待してましたよ、ええ。
そして期待をもれなく裏切るのが長女。
お手伝いポイントカード、シール、スタンプ、そしてお小遣いにも魅力を感じなかったみたいです。
たしかに、普段買い物をするのは仕事の合間にわたしがササッと行くし、生協で注文した食材が届くし、買い物に参加する機会が少なかったんですね。
たまにデパートやイオンなど行くと、おもちゃ屋さんでパッと目についたものを「これほしい・・・・・・・」とじっとりアピール。
「それほんとに欲しいの?」「もっとよく考えなよ」「もっと安くポチれるよ?」など問い詰めても「ほしい・・・・・・」とじっとり。
じっとりにイライラで対抗して買ってしまうものの、その後日の目をみることなく、なんてことも多々あり。
こういうときに左脳がバンバン働くわたしが切々と説いても、長女には右から左。
モノを選ぶこと、お金の遣い方を彼女がわかるように教えるにはどうしたら?と悩んでおりました。
そんなとき、たまたま図書館で手にとった本。
こども向けのマンガもあるし、自分にとっても学ぶことがたくさんあるし、あれこれ思い悩むよりこの通りにやってみよう!と改めて購入しました。
長女にこの本を見せながら、やってみようか?と尋ねると、「うん、お仕事する!」と前向きな返答。
自分が必要なお金、自由に使えるお金、短期と長期で貯めるお金、それぞれいくらか。
それを得るためにするおうちのお仕事はどうするか。
時間をとってふたりで話し合って決めて、さっそく実行。
そして、これがうまく彼女の腑に落ちた様子。
朝起きてくるなり新聞をとりに行く。
猫にごはんをあげる。
自分の食器を洗う。
ひとつひとつ簡単なことかもしれませんが、彼女にとって「何も言われずに自分からやっている」というのは、わたしにとって「クララが立った!!!」レベルの感動モノなんですよ。
彼女にとっては「お小遣いが欲しい」より、なるべく対等な立場で話し合い、自分で考えた仕事を任せられたことがうれしかったみたいです。
もちろん欲しいもの(キッズケータイらしい)のためにお金を貯めよう、という目標もあるみたいですが。
まだ始めたばかりですが、なんだかうまく進められそうな予感がします。
ここからモノとのつきあいも学んでいってほしいなあ。
お読みくださりありがとうございました。