言葉に出すその前に
ライフオーガナイザー®1級(若葉マーク)の花村久美子です。
早朝うんぬん、と言っていた矢先ですが、夫が休みだと気が抜けて起きられませんでした。
それでも朝家事ルーティーンはこなせたから、よし!とします。
お昼の休憩に家に戻り、赤子の準備品を検討しているわたしに、「晩ごはんどうする?簡単なもんなら作っておくよ?」と夫が声をかけてくれました。
アタックチャンス!!と、脳内で児玉清氏がこぶしを握ります(そういう世代)。
「冷蔵庫にぶりの切り身がしょうゆ麹に漬けてあるから、それ焼いてー」
「・・・他は?」
「んー、おかひじき(この時点で夫のやる気を削いだな)ゆでてなんか和えといて」
「・・・カレーとかオムライスとかでもいい?」
わたしは冷蔵庫にあるもので、名前のつかない料理をガシガシこしらえるタイプ。
夫は何品も作りませんが、名前のある一品ものをきちんとこしらえるタイプ。
(使わない)調理師免許も持っているからか、上手に作ってていねいに盛り付けます。
あれ使ってこれ早く食べてほしい、とか希望はありますが、お任せしました。
午後の仕事から帰宅したら、まとわりつく息子と格闘しながらオムライスを作っていました。
写真撮っておけばよかった。きれーいに卵のせてくれるんです。
息子は「とーちゃんのごはんはかーちゃんのごはんよりおいしい」と明言し、おかわりしてくれます。
料理もオーガナイズの観点からすれば、相手の価値観、やり方を尊重する、つまりあれこれ言わずにお任せするのってとても大事なことだなと思います。
夫は自分が好きに作るの楽しい、家族はおいしく食べてうれしい。
じゃあまた作るね!とは言いませんが、以前より夫が料理してくれることが増えてます。
わたしにできるのは右右脳の夫が立ちたくなるようなキッチンにすることと、感謝の言葉を素直に出すこと。
自分のやり方を押し付けてしまわないように、ひと呼吸おいて考えること。
楽しい、うれしいのサイクルを自然に回していけるような仕組み作りをしていくぞー、ぞー!
ぶりとおかひじきは明日食べよう。