あるもので間に合わせ
愛知県江南市のライフオーガナイザー🄬花村久美子です。
長女が「自分の机がほしい」という、何度めかの青年の主張を繰り出してきました。
もともとひとりになるのはイヤな子で、こども部屋はたまにおともだちや長男と遊ぶ程度の使用率。
宿題などはリビングであっちに寝転がったりこっちで座ったり、のフリーアドレスです。
(この時用意した学習スペースは活用されていないことをご報告いたします)
意欲があるときが変化のチャンス。
とはいえ、仮置きできるようなデスクはありません。
そこで長女、「買って!!」ではなく、「作るね!!」と鼻息荒く部屋へ行きました。
ごそごそすること5分ほど。
「できたよ、見てみて~」とお呼ばれしました。
クローゼットにしまっておいた収納用品をうまく活用して(板は下駄箱のもの)、マイデスクを完成させたのでした。
出来栄えはさておき、「欲しい→買って」ではなく今あるもので試してみよう、という心意気はすなわち、おかたづけの極意。
使っているうちに「これくらいの大きさ」「ここにこんなものを納めたい」「やっぱりこの向きがいい」などの気づきが出てくると思います。
それを煮詰めていけば、買う時に失敗が少ないはず。
このまま自分のお部屋~、という意識が育っていったら、部屋づくりを一緒に考えるのも楽しいだろうな。
作っただけで満足して部屋を出て行った長女の残骸をかたづけながら、そんな想いにひたっていたのでした。
お読みくださりありがとうございました。